福島第一事故情報

事故で放出された放射性物質

プルトニウムとは



プルトニウムは、原子力発電所の運転中に、ウランの一部が変化して生まれる放射性物質で、プルトニウム238、239、240などがあります。このうちプルトニウム239の半減期は非常に長く2.4万年です。


プルトニウムを吸い込んだりして口や鼻などから体内に入ると、アルファ線という放射線の強いエネルギーが近くの細胞に大きな影響を与えます。しかし、アルファ線は空気中を数センチしか飛ばず、紙1枚でさえぎることができるため、プルトニウムが体の外にある時は放射線の影響はあまり心配ありません。また、プルトニウムは重い元素なので、ヨウ素131やセシウム137のように遠く離れた地域まで飛散することはありません。


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