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電力の融通って、どれくらいできるの?


ニュースがわかるトピックス

2012年6月11日


日本では、北海道から九州まで送電線がつながり、電力会社の垣根を越えた電力の融通が行われています。電力不足が懸念される場合などに電力を融通しあい、停電を防いでいます。昨年の夏には、地震で発電所などが被害を受けた東日本へ、西日本から電力の融通が行われました。しかし、周波数の異なる東日本(50ヘルツ)と西日本(60ヘルツ)の間で電力の融通を行うには、周波数変換機能をもつ特殊な変電設備が必要なため、無制限の融通はできません。現在、日本には静岡県と長野県に3つの周波数変換所があり、融通可能な電力は最大で100万キロワットとなっています。


経済産業省では、こうした周波数変換所の増強や増設を進めていく方針です。電力会社で組織する電気事業連合会では、最低限必要な電力の供給予備率3%を地震発生時においても確保するためには、融通可能な電力を現在の100万キロワットから210万キロワットに増強する必要があると試算しています。


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