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私たちの暮らしを守るために~地球温暖化防止から見る将来のエネルギー~


最近、夏が暑い・・・季節外れの台風や豪雨が増えているのはなぜ?
原因は地球の平均気温が上がる「地球温暖化」ではないかと言われています。

世界全体で地球温暖化を防ぐための取り組みがされていますが、日本は長期的な目標として「2050年までにCO2を80%減らす」ことを掲げました。
目標を達成するためのカギは、私たちの暮らしになくてはならない「電気」をつくる時に出るCO2を減らすことのようです。

これからの暮らしを守るために、私たちはどうすればよいのでしょうか。
「地球温暖化防止の観点から見た将来のエネルギー」について一緒に考えてみましょう。

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CONTENTS

●猛暑や台風、豪雨を生み出す温暖化
・日本の春夏秋冬が、「夏夏冬冬」に!?
・温暖化は、「加害者」も「被害者」も、私たち

●「2050年までに80%削減」が、日本の目標
・一国だけの努力では、「焼け石に水」
・求められるのは、大幅な「ダイエット」

●ポイントは、家庭などの電化と発電の低炭素化
・電気の利用は、温暖化防止の「強い味方」
・「燃やす」発電と、「燃やさない」発電
・これからのキーワードは、「ゼロエミッション」

●「80%削減」の方法決定は、まだこれから
・バランスを取りながら、「コーディネート」
・やはり「カギ」を握る、ゼロエミッション
・2050年の「エネルギーミックス」は、未確定

●目標達成には、厳しい対策の積み重ねが必要
・省エネは、今の「2倍以上」に
・再エネは、設置可能な「あらゆる場所」に

●原子力も地球温暖化防止の重要な「ピース」
・原子力の利用が少ないと、産業や暮らしに「大きな負担」
・目標達成時は、「ゼロエミッション電源84%」

●将来のために、より安全に活用したい原子力
・安全を守る基本は、複数の「バックアップ」
・実は、世の中の「すべてのモノ」から

●力を合わせて、2050年へ、さらにその先へ
・「まだ先」でも、「すぐ先」でもある、30年後
・「地球に生きる」私たちに、ゴールはない

一緒に考えていきたい、環境、エネルギー、暮らしのこと
小川 順子 先生(一般財団法人 日本エネルギー経済研究所 地球環境ユニット 地球温暖化政策グループ研究主幹)



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