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福島県民の健康調査は、どうしているの?


ニュースがわかるトピックス

2012年9月10日


福島県では県民の健康を将来にわたってしっかりと見守るために、県内はもとより、県外へ避難している人たちも対象として健康調査を行っています。


まず、基本調査として、福島第一原子力発電所の事故が起こった平成23年3月11日以降の行動を問診票によって把握し、7月11日までの4ヵ月間に受けた積算の外部被ばく線量を推計しています。


平成24年7月末現在、放射線業務従事経験者を除く3万4858名のうち、もっとも被ばく線量が高い人で25.1ミリシーベルトでした。これまでの疫学調査により100ミリシーベルト以下での明らかな健康への影響は確認されていないことから、「放射線による健康影響があるとは考えにくい」と評価されています。


まず、基本調査として、福島第一原子力発電所の事故が起こった平成23年3月11日以降の行動を問診票によって把握し、7月11日までの4ヵ月間に受けた積算の外部被ばく線量を推計しています。


また、内部被ばくについては、ホールボディカウンタによる検査のほか、甲状腺の状態を将来にわたって継続して確認するため、詳細調査として、震災時に18歳以下であった県民に対し一定期間ごとに甲状腺の超音波検査を実施することにしています。


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