解説 ホーム > 解説 > ニュースがわかる!トピックス > 供給予備率って、どういう意味? ニュースがわかる!トピックス 供給予備率って、どういう意味? ニュースがわかるトピックス 2012年6月11日 電気は大量に貯めておくことができないため、急な気温の上昇などによる需要の急増や発電機のトラブルなどに備え、発電できる最大量は想定される需要よりも余裕をもたせる必要があります。 これを「供給予備力」、想定される需要に対する供給予備力の比率を「供給予備率」といいます。電気の周波数を安定して維持するには3%が、さらに発電機のトラブルなどがあっても停電を起こさないための目安は8~10%とされています。 この夏が猛暑の場合の供給予備率は、東日本(北海道、東北、東京電力)で4%、中西日本(中部、関西、北陸、中国、四国、九州電力)でマイナス2.8%と想定されています。これには、昨年の夏並みの節電と随時調整契約による需要の抑制がすでに織り込まれていますが、それでも供給予備率がマイナスの中西日本では大幅な節電が必要となっています。 この記事に登録されたタグ ニュースがわかる!トピックス電気供給予備率 このページをシェアする 関連記事 エネルギー政策見直しの進め方は? 新しい安全基準での活断層の扱いは? 【寄稿】アフターコロナ 脱炭素に向けた温暖化対策と経済発展の両立をはかるには 【寄稿】コロナ危機とエネルギー危機 ~第4話:エピローグ 社会・経済そして医療への影響~ Copyright(C) Japan Atomic Energy Relations Organization All Rights Reserved.
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供給予備率って、どういう意味?
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2012年6月11日
電気は大量に貯めておくことができないため、急な気温の上昇などによる需要の急増や発電機のトラブルなどに備え、発電できる最大量は想定される需要よりも余裕をもたせる必要があります。
これを「供給予備力」、想定される需要に対する供給予備力の比率を「供給予備率」といいます。電気の周波数を安定して維持するには3%が、さらに発電機のトラブルなどがあっても停電を起こさないための目安は8~10%とされています。
この夏が猛暑の場合の供給予備率は、東日本(北海道、東北、東京電力)で4%、中西日本(中部、関西、北陸、中国、四国、九州電力)でマイナス2.8%と想定されています。これには、昨年の夏並みの節電と随時調整契約による需要の抑制がすでに織り込まれていますが、それでも供給予備率がマイナスの中西日本では大幅な節電が必要となっています。
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