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SPEEDIとは



緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)は、原子力発電所などから大量の放射性物質が放出された場合や、そのおそれがある場合に、放出源情報(放射性物質の種類ごとの放出量の時間的変化など)や気象条件、地形データに基づいて、周辺環境における放射性物質の大気中濃度や被ばく線量などを予測するためのシステムです。


放出源情報は、原子力事業者から送られてくる原子炉内の状況などに基づいて、コンピュータによって解析・予測されますが、今回の東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故では外部電源の喪失などによって発電所からのデータ送付ができず、SPEEDIを活用した放射性物質の拡散予測ができませんでした。また、データ公表が遅れ、住民避難に活用されなかったとの指摘がありました。政府の事故調査委員会は、SPEEDIを活用できていれば住民避難のタイミングや方向を判断できる可能性があったとしています。


これらをふまえて、国の中央防災会議では2012年9月6日に防災基本計画を修正し、今後の事故時には原子力規制委員会がSPEEDIの予測結果を官邸や対策拠点施設、関係都道府県に連絡するとともにホームページなどで速やかに公表し、住民の避難に活用するとしています。


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