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燃料の取り出しは安全に行えるの?


ニュースがわかるトピックス

2013年11月29日


福島第一原子力発電所4号機で、使用済燃料プールからの燃料取り出しが平成25年11月18日に始まりました。プール内にある1553体の燃料(使用済燃料1331体、新燃料202体)を別建屋の共用プールへ移して、より信頼性が高い状態で保管することが目的で、平成26年末頃の完了をめざしています。4号機は、3号機から流入したと考えられる水素による爆発を起こしたため、建屋上部のがれきを取り除き、クレーンなどの燃料取扱設備が設置された燃料取り出し用カバーで覆いました。大気への放射性物質の放出を抑制するため、フィルタ付きの換気設備も設置されています。
燃料の取り出しは、放射線の遮へい効果がある水中で、臨界状態にならないよう1体ずつ行い、さらに水中で構内用輸送容器のキャスク(22体の燃料を収納可能・2基を使用)に移します。


東京電力では、事故後に実施した海水注水による腐食やがれきの落下による破損などについて、腐食試験や100kgの鉄塊を使った衝突試験などを実施して調べ、燃料の健全性に問題がないことを確認しています。また、吊り上げ時に燃料が落下して破損し放射性物質が放出されれば、作業員や周辺住民が被ばくする危険性があるため、地震などによって電源が失われても燃料をつかむフックが開かない構造にするなどの落下防止対策や、落下しても影響を緩和する対策が講じられています。
こうした安全対策については、原子力規制委員会によって適切であることが確認されています。



東京電力(株)・福島第一原子力発電所4号機使用済燃料プールからの燃料取り出しについて(平成25年10月30日)
東京電力(株)・個別の計画毎の進捗状況(平成25年11月1日訂正)
原子力規制委員会・東京電力「福島第一原子力発電所 特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請に係る審査について(平成25年10月30日)


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