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温暖化が進んでいるとされるなか、日本のCO2排出量は?


ニュースがわかるトピックス

2013年10月11日


国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、前回の発表から6年ぶりとなる新たな報告書を平成25年9月27日に発表しました。それによると、気候システムの温暖化は「疑う余地がなく」、今世紀末までに最大で世界平均地上気温が4.8℃上昇し、これにともない極端な高温の頻度が増加することは「ほぼ確実(99%以上)」で、極端な降水がより強く頻繁になる可能性が「非常に高い(90%以上)」としています。また、温暖化の要因は、石油や石炭、ガスなどの化石燃料を使う人間の活動である可能性が「極めて高く(95%以上)」、二酸化炭素(CO2)の累積排出量と世界平均地上気温の上昇量はほぼ比例していると指摘しています。


では、日本では近年、CO2の排出量はどう変化しているのでしょうか。環境省によると、平成23年度の日本全体のCO2排出量は12億4100万トンで、平成22年度と比べ4.2%増えています。


その主な要因は、平成23年3月11日の東日本大震災以降、発電の過程でCO2を排出しない原子力の利用が減り、石油やLNGなどの化石燃料を燃やす火力発電の利用が増えていることです。以前に比べ、同じ量の電気をつくるのに多くのCO2が排出されるようになっています。電気事業連合会によると、1キロワット時の電気をつくる際に排出されるCO2の量は、平成22年度の0.413キログラムから23年度は0.510キログラムへと20%以上増加し、さらに24年度は0.571キログラムと22年度より40%近く増加しています。



気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書第1作業部会報告書(自然科学的根拠)の 公表について(平成25年9月27日 報道発表資料)
環境省「2011年度(平成23年度)の温室効果ガス排出量(確定値)について」
電気事業連合会「電気事業における環境行動計画」(2013年9月)


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