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原子力発電所の再稼働は、これからも進んでいくの?


ニュースがわかるトピックス

2015年8月11日


 2015年8月11日に、九州電力・川内原子力発電所1号機が再稼働しました。2013年7月に施行された新規制基準に適合し再稼働した最初の原子力発電所となります。同発電所1号機は、2014年9月10日に原子力規制委員会から原子炉設置変更許可を受け、2015年3月18日には工事計画が認可され、7月10日に燃料の装荷を完了し、冷却系の確認や非常用発電装置などの検査を経て、再稼働に至りました。約1か月の試験運転を経て、営業運転に移行することになります。
 また、2015年7月15日には、四国電力・伊方発電所3号機に対しても、原子力規制委員会から原子炉設置変更許可がおりました。2015年2月12日に原子炉設置変更許可を受けた関西電力・高浜発電所3、4号機とともに、工事計画や保安規定の認可などを経て、再稼働する予定です。
これらの発電所では、その地域で想定される最大の地震の揺れ(基準地震動)を大幅に引き上げるなど、徹底した地震・津波対策を行うとともに、過酷事故を防ぐためのさまざまな対策や、過酷事故が起こった場合でも周辺の安全を守るための対策を講じています。また、各自治体では、発電所の再稼働の動きにともない、防災計画の見直しや改定が進められています。
 現在、日本では火力発電所の稼働を増やしたり、電力会社間で電力を融通するなどの対策によって、電力の安定供給に努めています。しかし、古い火力発電所では設備の故障などによる計画外の停止も起きており、台風などの災害による発電所のトラブルが懸念されます。
 安全が確保された原子力発電所の再稼働が進められ、私たちの生活や産業を支える電気がより経済的に、かつ安定して供給される体制となることが望まれます。



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