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原子力発電のしくみ



原子力発電では、燃料に含まれるウラン235の核分裂によって発生する熱エネルギーを利用しています。核分裂とは、中性子という粒子が当たるとウラン235の原子核が2つに割れる現象で、この時に熱エネルギーとともに2~3個の中性子が発生します。


そして、その中性子が別のウラン235を核分裂させ、さらに中性子が発生し、連鎖的に核分裂が起こります(この状態を「臨界」といいます)。こうして発生させた熱エネルギーで水を蒸気に変え、蒸気の力でタービン発電機を回して電気をつくっています。



原子力発電のしくみ

出典:資源エネルギー庁「原子力2010」
「原子力・エネルギー図面集」より

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