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エネルギー選択…3つのシナリオの実現可能性は?


ニュースがわかるトピックス

2012年9月3日


3つのシナリオは、どれも再生可能エネルギーの比率を大きく増やすこと(太陽光・風力発電を最大で約20倍に拡大)や、大幅な省エネを進めること(エネルギー全体の消費を約2割、電力は約1割削減)が前提となっています。しかし、再生可能エネルギーは発電コストが高いうえ、導入を進めるには系統対策コスト(※)が必要となり、また、大幅な省エネには多額の投資が必要です。このため、どのシナリオでも電気代は上がり、実質GDP(国内総生産)は縮小します。家計への負担増加だけでなく、企業の海外移転や失業率の上昇、雇用報酬の減少など経済への影響は、原子力の比率が減り再生可能エネルギーの比率が増えるほど大きくなります。


これらのシナリオの実現には、相当な「覚悟」と「負担」をともなうライフスタイルの変革や産業構造の転換などが必要で、特にゼロシナリオは、省エネ性能に劣る機器の販売禁止や機器の買い替えなど、他のシナリオより厳しい規制や制度の変更を受け入れる覚悟が必要になります。


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