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ウランを発見したのは?原子力発電の歴史(1)

2013年8月26日



ウランはもともと紀元後79年頃からガラス製品に使用されていましたが、元素としてのウランが発見されたのは比較的新しく1789年のことです。
発見したのはドイツの化学者クロプロートで、鉱山から採れる黒い鉱物から新しい元素を発見し、これを同時期に発見された天王星(Uranus)にちなんで「ウラン」と名づけました。
そのおよそ1世紀後の1896年には、フランスの物理学者ベクレルが、前年にドイツの物理学者レントゲンが発見したX線にヒントを得て実験を始め、ふとした偶然から「ウランには他からエネルギーを与えられなくても放射線を発生する能力(放射能)がある」ことを発見しています。偉人伝でも有名なキュリー夫妻が、ベクレルの報告に感銘を受けてウラン鉱石からラジウムとポロニウムの抽出に成功したのは1898年のこと。原子物理学の基礎を築くとともに、原子力の時代の幕を開きました。



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出典:財団法人 癌研究所 「キュリー夫妻によるラジウム発見100周年記念事業」

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