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食品について


厚生労働省が定めた放射性物質の基準値をもとに、関係自治体において食品のモニタリング検査が行われています。


食品中に含まれる放射性セシウムについて、事故後に適用されてきた暫定規制値が見直され、厚生労働省案の新基準値が平成24年4月から施行されました。


3月までの暫定規制値では、食品全体からの被ばくについての許容量を年間5ミリシーベルトとしていましたが、より一層、食品の安全と安心を確保するという観点から、新基準値では年間1ミリシーベルトに引き下げられることになりました。1ミリシーベルトという指標は、モニタリング検査の結果で、多くの食品から検出される放射性セシウム濃度が時間の経過とともに低下傾向にあることや、現在の食品の国際規格の指標を参考に決定されました。


新基準値では、放射線の影響を受けやすいとされる乳幼児などへの配慮をふまえ、食品区分が「飲料水」、「乳児用食品」、「牛乳」、それ以外の食品を「一般食品」とし、全体で4区分に分類されています。また、それぞれの食品区分の基準値は、成人、幼児、乳児それぞれの食品の摂取量や放射線感受性に配慮し、年代別に得られた限度値の中で最も厳しい数値が適用されています。


平成29年3月6日現在で平成28年度の農水産物等の検査総数は303,471件、基準値を超える放射性物質が検出されたのは449件※となっています。


こうした食品については、政府が自治体を通じて回収・廃棄を指示したり、地域的な広がりが認められる場合には出荷制限を指示したりしています。放射性物質には放射能がだんだん弱くなる性質があり、出荷制限となった食品でも、その後の検査結果が3回連続で基準値以下になるなど定められた条件を満たせば、出荷制限が解除されています。


各自治体で行われた検査結果は、厚生労働省がホームページで公表しています。


【以下より作成】
※ 厚生労働省ホームページ「食品中の放射性物質の検査」報道発表資料平成29年3月6日「平成28年度公表検査結果(概略)」より
厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課「食品中の放射性物質の新たな基準値について」



基準値の見直しの内容

(新基準値は平成24年4月から施行。一部品目については経過措置を適用。)

出所:厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課「食品中の放射性物質の新たな基準値について」

出所:厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課「食品中の放射性物質の新たな基準値について」



◆厚生労働省ホームページ
東日本大震災関連情報 
「新しい基準値の設定」「出荷制限・摂取制限」「食品中の放射性物質の検査」などで、情報が公開されています。

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