透過作用

とうかさよう

解説

放射線が物質を通り抜ける働きのこと。放射線と周囲の物質の相互作用が弱いほど、透過作用は大きくなる。


一一般に、電気を帯びた放射線は物質と相互作用しやく、すぐにエネルギーを渡して停止するため、透過作用が小さい。電気を帯びていない放射線は物質と相互作用しにくく、長い飛跡で少しずつエネルギーを与えていくため透過作用が大きい。


透過作用は放射線の種類だけでなく透過物質によって変わる。例えば、中性子線は電気を帯びていないため通常は大きな透過作用を示すが、水中では分子に大きなエネルギーを渡して停止しやすくなるため、水分の多い生体(人体をふくむ)に対しては透過作用が小さくなる。




放射線の性質


参考

関連項目

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